PPAPを他人が出願したということでいまニュースで話題になっていますが、これは当に転売目的でやっているとのこと。

同様な話にドメインの取得の話もあります。人気の有りそうなドメイン名を予め取得しておき、それを転売するというビジネス。意外と盲点なのが日本語ドメイン。こちらは結構皆さん無防備になっているので、いつの間にか、転売業者に取得されそれを売りつけられるということもあります。

日本語ドメインはそれほど流行っているとも思えませんが、一応気をつけておく必要がありそうです。そもそも日本人以外には全く意味がありませんが、これを海外の転売業者が取得して売りつけるなり、嫌がらせをすることはよくある話です。
自分の知っているサイトも、海外から突然メールが来て、日本語ドメイン持っているけど買え、みたいな感じで売りつけられたこともあります。そのサイトは日本語のドメイン名を取得していないにも関わらず、日本語.netみたいなサイト名にしていたので狙われたようです。確か数十万円だったかと覚えていますが。。

さておき、他人のアイデアを盗んでも先に出願してしまえばOKという今の制度にはちょっと疑問があるかもしれません。アメリカは先願主義ではなく、発明が先だったものに優先権があったかと思ったのですが、こちらはもう改正されてしまったのでしょうか?

そもそも、公知になったものに関して他人が出願した地点で受け付けられないのは明白な事実。また、今の制度が非常にできが悪く、成立後に費用を払うというのが行けません。出願時に預り金でもいいので払っておいて、不成立の場合にはある程度返金するというような制度にしないことには、こういうような問題はなくならないのではないでしょうか?

その点ではドメインは実際にお金を払わないと取得できないので理にかなっているといえば理にかなっています。

いち早くの法改正を願っています。