2枚目の名刺は持つべきだ

最近流行りのキーワードとして、2枚目の名刺というものがあります。

まず、1枚目は当然、現職で作った名刺。なになに会社のなになにですという形が一般的でしょうか?
あとはその名刺に、あれば資格等の方が気がつきます。ちなみに社内の肩書きは全く他社の人々に対してはほとんど価値がないと言ってもいいでしょう。まあ、この人が決定権を持っているのだなとかそういう判断には使えるでしょうが、そもそも大企業の場合には、様々な肩書きがあり、次長と部長はどっちが偉いのとか、なんとか代理はなんなのか?わけのわからないものが多すぎたりするのも原因の一つかと思います。

次に、2枚目の名刺。通常の方は2枚目は持っていないことかと思います。例えば、技術士だと、日本技術士会の肩書きで名刺を作成、なんとか部会のなんとか役みたいな形で作る人も結構います。住所は自宅を書いたり、会社を書いたりまあ人それぞれ。

ここで、2枚目ですが、例えば副業が禁止されていない人ならば、自宅を技術士事務所として申請してしまうのも一つの手かもしれません。その際には、技術士活動で得た報酬はそちらの会計で処理する必要があります。まあ、このように自分で事務所の処理も行なったりすると、会計や税金の知識が付くので、いいことかと思います。

2枚目の名刺のもう一つのタイプは、本当に事業会社に入ることなどかと思います。このタイプも2つあり、会社公認で入る。要は出向みたいなものかと思います。この際には、給与は1枚目の名刺の会社からもらい、2枚目はとりあえず肩書き、また、仕事の軸足も2枚目という形になります。これは、1枚目の会社から命令されて2枚目を持っているので、実質的には1枚しか持っているのと変わりません。2枚目の会社で培われる人脈なんかも、1枚目の会社の影響力をかなり持つことになるでしょう。

つぎに、会社非公認の場合ですが、こちらは、1枚目の会社に隠れて副業的に行なったり、もしくは自主的に2つ目の会社に雇われる、もしくは自分で事業をするというタイプになります。最近話題のマイナンバーで夜のお仕事の副業がバレるみたいなパターンもこちらになります。こちらの場合には、培われる人脈は1枚目の会社とは全く関係ないものが多いかと思います。そもそも、1枚目の会社と同じようなことをするのならば、2枚目を持つ必要なんてないでしょうから。

2枚の名刺を持つので、一番意味があるのが最後のパターンでしょうか?1枚目の会社がなんらかの理由でダメになったとしても、2枚目の会社で培われる人脈、スキルなどがその人を助けることになります。
そもそも1枚目の会社で行っている事業が時代遅れになり、不要になった際には、その1枚目の会社のスキルしか持っていない人は、イコールなんのスキルを持たないというふうになってしまいますので、2枚目の名刺は積極的に持つべきかなと思っています。