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マンションのエレベータ

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マンションに暮らしているのですが,エレベータの位置について考えると面白かったりします。

通常のマンションだと,途中の階から上に登る人はまずいません。また,途中の階で降りる人も稀でしょう。自分のフロアと1階との往復をするのが通常でしょう。たまに,配達の人がマンション内をぐるぐると回る関係上,途中の階から途中の階まで乗ることもあるでしょうがほとんどの人は1階との往復になります。

そうなると確率的に言えば,1階に泊まる確率が非常に高いことがわかります。2回に一回が1階に止まっているということ。それ以外は,各階に均等に止まっていることになりますが,実は2,3階などの低階層の人はエレベータを使わずに階段を使う人も多いでしょうから,どちらかというと高層階の方ほど止まっている確率が高くなります。

例えば10階建てのマンションだとエレベータが止まっている確率はこんな感じ
10階 1/20
9階 1/20

2階 1/20
1階 1/2

確率上はこうなりますが,実はどこに止まっているかは時間帯によって変わってくることになります。朝の時間帯には自宅から降りる人が多いでしょうから1階に止まっている時間が長く,夜の時間は帰る人が多いでしょうから2階以上に止まっていることが多くなります。

また,エレベータに乗る人の心理を考えると,乗ろうとしている階に止まっていると非常に嬉しく,最も遠い階に止まっている場合には面倒に感じます。

朝の場合には1階にあるエレベータを自分の階まで引き上げてから1階までおり,夜の場合には2階以上に止まっているエレベータを引き下げてから自分の階まで登ります。

朝の場合だと平均5階引き上げ,夜の場合には平均5階引き下げます。
ここでちょっと考えて見ると,朝の場合にはどの階から乗るかは住んでいる階によってまちまちですが,夜の場合には必ず1階から乗ることになります。
そうしたことを考慮すると,夜は常に1階に引き下げておくと次に乗る人の心理状態は良くなることになります。
朝の場合にも平均的な引き下げ引き上げの最も小さくなる5,6階あたりにあらかじめ止めておくと全員のエレベータの引き上げ時間が最小化されますが,5,6階に住んでいる人以外は結局引き上げ動作がかかるのでそれほど心理状況は改善されないでしょう。

以上より,夜はエレベータに乗った後に1階まで引き下げておく,これがエレベータを使う際に最も効率が良くなることになります。