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人工知能が過大評価されていないか

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昨今ではどちらを向いてもAI,AIといった記事が氾濫しています。このAIという観念自体はそれほど目新しいものでもなく、コンピュータができた当初から言われていたことです。
コンピュータで自動的に学習して賢くなっていくというのがAIの定義だとすると、昔からあるフィードバックシステムなどもAIの一種ということになります。

深層学習という言葉ができてから、一気にAIブームとなったような感がありますが、現在で言う狭義のAIはビックデータ+ニューラルネットワークということで間違いないかと思います。

しかしこのAIと言うものが、最近出てくるシステムではなんでもAIAIとついています。まあ別にニューラルネットワーク使わなくてもできるんじゃないの?と言うものも結構あったりしますが、このAIがついているとそれだけで売れるという、バズワード的になっている感が否めません。

あと、もう一つの間違いが、AIでなんでもできるという風潮。ビックデータを持ってきてニューラルネットワークをかければ何でもモデル化できて解析できるんでしょ?というわけではありません。

例えば、最近では見ることがなくなったのですが、テレビの砂の嵐。このデータをいくらAIにかけても何も出てきません。
ある程度人間で見た感覚で、これは分類できそうだ、予想できそうだというものに対して、従来の分析手法では制度が悪いので、深層学習によって精度を上げるというのが正しいAIという言葉の使い方ではないでしょうか?

AIという言葉があまりにも独り歩きしているので、ちょっと違和感を感じるこの頃です。