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レンズなしカメラはイノベーションか?

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今朝、Yahooニュースを見ていたらトップにこんな記事を発見。

日立、「レンズなしカメラ」開発 2年後の実用化目指す

日立製作所は15日、国内で初めてレンズを使わずに撮影ができる「レンズレスカメラ」の技術を開発したと発表した。特殊なフィルムを画像センサーに貼るだけの構造で、カメラを大幅に小さく、安くつくれるという。工場や公共施設などでの監視カメラ用に開発を続け、2年後の実用化を目指す。

だそうです。これはイノベーションなのでしょうか?

イノベーションの定義は、新技術に限らず、既存技術の組み合わせでもよいのですが、これを普及させることにより新たな価値を創造することです。このレンズなしカメラはまさしく新技術?ピンホールカメラの発展系なのかもしれませんが、レンズ無しで画像を捉えるというのはやはり、画像処理技術の発展によるものだと思います。

コンピュータの性能向上と、画像処理技術(DeepLearningか?)の向上。これを結びつけることにより、高価格であるレンズが不要になるということです。レンズは球面をきれいに出さないといけないのでなかなか新規参入できるような部品ではありませんが、こちらのレンズなしカメラはすぐに真似されてしまえるような技術の重ね合わせということです。

また、レンズがないということは、レンズとイメージセンサーの間に隙間を作る必要が無いということでしょうから超薄型のカメラも作成可能になります。まさにフイルムがカメラになるということでしょうか?ますますスマホが薄くなりそうです。

この記事自体はそれほど大きな扱いではありませんでしたが、やはりこれはまさしく大きなイノベーション。いわば破壊的イノベーションではないでしょうか?いまは性能が悪くてレンズが圧倒的に優勢ですが、気がつけばフイルムカメラがデジカメに取って代わられたかのように、レンズなしカメラに取って代わる日も近いのかもしれません。

今後の動きに注目です