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破壊的イノベーションを起こせ

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イノベーションとは、必ずしも新規の技術を使うものではなく、既存技術の組み合わせであったりプロセスの革新であったりします。この組み合わせやプロセスの革新により新しいものを世の中に「普及」させることまでできて初めてイノベーションと呼ばれます。

イノベーションの中にも2種類あり、継続的イノベーションと破壊的イノベーションと言うものがあります。

継続的イノベーション

継続的イノベーションとは、例えば、携帯電話。今となっては昔懐かしいガラケーと呼ばれるものです。最初に出た頃は、ショルダーから担いだ本体とそこからのびる受話器みたいなものだったそうです。実際に見たことはありませんが。。。
この携帯電話、最初は1980年代に世に出たのですが、その後の技術進歩により、小型化や折りたたみ式、画面がついたりなど色々といわゆるバージョンアップしてきました。
このように、基本的な使い方やターゲット層(この場合にはビジネスマンから)が変わらず、そこから徐々に広がっていくような進化を継続的イノベーションと言います。
継続的イノベーションだと、そのイノベーションを起こす企業も、ずーっと変わらずそのまま、新しい機能を付け加えていくような感じで発展してきます。
ガラケー時代の製造者はノキアであったり京セラであったりしました。

破壊的イノベーション

これに対し、破壊的イノベーションは、また携帯電話の例で行くと、スマートフォンでしょう。
スマートフォンは今から10年も前ではありません。このスマートフォンが破壊的イノベーションと言われるのは、まず、ターゲット層が違います。もともとiPodに通信機能と電話をつけたものなので、どちらかと言うと若者層がメインターゲットだったのでしょう。
また、全く違う使い方というのもガラケーとは違った革新的なものです。使い方もアプリケーションを自由にインストールできるという、ガラケー時代とは全く違う発想でいろいろなことができる、いわゆる、ミニコンピュータ。
これが電話として置き換わってきました。

破壊的イノベーションが起こった際には、既存のものを作っている企業はそのイノベーションを過小評価したり、また、既存のビジネスを大切にするあまりにそのイノベーションに乗り遅れてしまいがちです。

スマートフォンの製造者はガラケー時代とは全く異なり主役がアップルやサムソンになってしまいました。ガラケーを作っていた企業はほぼ撤退してしまうというくらいのインパクト。
破壊的イノベーションは始まったときには小さく見えるのですが、非常に大きなインパクトがあります。

どの産業でも破壊的イノベーションは起こっています。これに乗り遅れないようにしないと企業の命はあっという間に尽きてしまうでしょう。