投稿日:

中小企業診断士試験について

先日の土日は中小企業診断士試験の1次試験でした。自分は受けていないのですが、F/Bで受けた人の報告が続々と流れてきていました。

中小企業診断士試験とは、いわゆる経営コンサルタントの国家資格であり、業務独占資格ではなく、名称独占資格です。この辺りは技術士と同じで特に持っていなくても業務上は名乗れるかどうかの違いです。当然名称独占資格とはいいつつ、非常に難易度の高い試験で合格率もかなり低くなっています。

一次試験はマークシート式の選択問題で分野が経済とか会計とか情報まで幅広い分野から出題され、またこれが結構難しいのです。自分の場合には30目前で一回受けたことがあるのですが、あえなく玉砕。今とちょっと制度が違うかもしれませんが、一次試験は同じくマークシートでした。2日間にわたって行われるため集中力が結構必要だったりします。

二次試験は筆記式+面接とのことですが受けたことがないのでなんともわかりません。こちらに問題が掲載されていたのでちょっと確認してみましたが、設問に対して100文字程度の回答を書くという形式なので、情報処理技術者試験の午後2の記述式に似ている感じですね。データベーススペシャリストとか情報セキュリティスペシャリストの試験と同じ感じだと思えば問題なさそうです。

一次試験がマークシートなので情報処理試験で言えば午前1、2あたり、二次試験が高度情報処理の論述式じゃない方の試験と思えば、それほど経験がないと合格できないような試験ではありません。
情報処理の論述式もあらかじめ何個か想定論文を作成しそれを暗記して挑む人もいるようですが、自分的にはそれはNG。問題文を読んでから自分の経験や知識をもとに論文を組み立てる。これが必要な能力の一つだと認識しているのであらかじめ描いたものを暗記しても全く実践には役に立たないと思います。

技術士試験の場合には圧倒的に経験と知識に基づく論述試験が多いので、まず、経験がないと書けないし、面接でも非常に突っ込まれた質問もきますので、本当にそれを業務にしている人でないと無理ですが、中小企業診断士試験はそれほどでもなさそうです。

問題自体は難しいでしょうが、結構引っ掛け系の問題も多いので慣れなのかもしれません。

資格試験は受かることが目的ではなく、受かった後にコミュニティでどれだけ、すごい人と知り合いになれるか。そしてその知り合った人と次の第一歩を踏み出せるかが重要ですので、きっかけとしての資格取得に取り組むにはいいとは思いますが、資格マニアのように全く興味も将来的にやらないものに関しての資格を取るというのは意味がないでしょう。

なぜか中小企業診断士試験は人気があるのでそのうち気が向いたらうけるかもしれません。情報系の人とは違った人と知り合いになれるでしょうから

投稿日:

青少年のための科学の祭典

昨日のこと青少年のための科学の祭典に参加してきました。

参加といっても、主催側の方で、神奈川技術士会で出店しているライントレースカーの実演のサポートをしました。ライントレースカーというのは、黒いラインに沿っておもちゃの自動車を自動で走らせるというもの。原理がわかってしまえばそれほど難しい仕組みではないのですが、初めて見たときには結構不思議な気がしました。

ライントレースカーといってもマイコンなどを組み込んで作成しているものではなく、純粋にフォトトランジスタ、LED、抵抗、トランジスタを組み合わせただけの簡単な回路。非常にシンプルです。

フォトトランジスタが地面に反射したLEDの光を検知し電流をONOFFするというだけの回路なので、非常にわかりやすくなっています。高校生でも理解できるでしょう。これくらいシンプルだと夏休みの工作にちょうどいいかも。
ただし、値段が結構かかるのが難点。モーターとギアだけで1000円近くするので、どうしても2000円はかかってしまいます。

1個500円を切らないと子供達に配るのはちょっと無理なので、どうにかこうにかして価格を下げる努力が必要です。まあ、これは気長に改良しつつやるかな。

科学の祭典の方ですが、来場者が結構多く、小学生低学年の子供がほとんどでしたが、これほどまでに科学に興味がある子供がいることや、目を爛々と輝かせて説明を聞いてくれたりしてくれると、まあ、技術士冥利に尽きます。

子供達は想定していること以外の行動をとることがままあるのでこちらとしては非常に勉強になります。そういう機械を通じて自分も成長ていくのだなと改めて感じる次第です

投稿日:

シンギュラリティ

シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉が現実味を帯びてきました。

予測では2045年に人工知能が人間の知能を超えるということですが、現在までのコンピュータの進歩と人間との知性との差を回帰分析した結果、交差するところがが2045年ということで2045年問題と言われています。
回帰分析の場合には当然のように誤差を考えなければいけませんが、平均値で考えると2045年ということです。この回帰分析のパラメタがいくらか知らないので正確なことは言えませんが、早ければ10数年後には起こってもおかしくないと言えます。

そのシンギュラリティが起こった場合には、まさに人間の出る幕なし。人工知能が自己学習しまた新しい人工知能を作成していくというサイクルがすごいスピードでなされていくことになります。
この人工知能はソフトウエアの世界だけにとどまらず、まさにロボットなんかも含まれますので、ロボットが自分より優秀なロボットを自動で作成していきつづける。自分を構成する部品なんかも自己学習し、より良いものに改良する。そうなった場合には人工知能は機械そのものですので、まず疲れを知らない。24時間365日働き続けて、いままでの人間世界の発展よりもさらに加速した発展をしていくことになるでしょう。

ちなみに人工知能には感情がないとか言われているので、人間の方がその分有利だとい話もありますが、その辺りは現在の技術では特に重要視されていないので入れていないだけと考えると、感情に関してもじつは人工知能に組み入れることは可能ではないでしょうか?そうなるとまさに人間と同じ。すごい世界です。

ロボットが人を傷つけないという前提も塗り替えられてしまかもしれませんね。

話を変えて、シンギュラリティが起きた場合に人間はどうなるか?人間だけでしかできない部分もまだあるのでしょうか?
小説なども過去データをもとに人工知能が作成したものもちらほら出てきていたりします。ただ、人工知能の場合には過去の経験(データ)に基づいたものしか判断基準にできないという弱点もありますので、(乱数などを使って将来を適当に予測するということもできるでしょうが。。。)想像するという部分はいつまでも残るかもしれません。

投稿日:

にわか副業が流行るわけ

先日から、eBayでいろいろと電子部品を買いあさっており、特に問題もなく、注文から2週間くらいすると続々と届くということがわかってきました。

どうも、eBayは日本のヤフオクなどと違って評価基準が厳しいらしく、評価が悪いと出品できなくなるようなシステムらしいということがなんとなくわかってきました。それゆえ、出品側も特に変なことをするわけでもなくきちんとした対応をしてくれるのが当たり前のようです。
ヤフオクなんかですと、個人の出品者が多く発送まで時間がかかったり、連絡が遅かったりと色々と問題が起きたりするのですが、eBayの場合には業者が多い(電子部品に関してだけですが。。。)みたいで、それほど変な対応はありませんでした。

また、支払いに関してもPayPal経由だとプロテクションがあるので、万が一、1ヶ月ほど経っても届かない場合には問い合わせの上、支払いを止めるみたいなこともできるそうです。まだお世話になったことはありませんが。

まあ、あまりにも安いので、まず何か欲しい場合にはeBayで調べる癖がついてしまいました。例えば、PICKit3というPICのデバッグ用ツールがあるのですが、これが秋月電子だと5700円ですね。一方eBayだと、同じものが1300円くらい。しかも送料無料。
工業製品の場合にはどこで買ってもものは同じ。違うのはその後の保障なんかだと思います。

これだけの価格差があると補償云々はどうでもよくなってくるのも事実。ダメならもう一個買う。それでもまだ安い。そう考えると生産元に近い中国から直接買うことに非常に優位性があります。どうせ、秋月電子も同様のルートで輸入しているわけですから。

ここで、一つ考えてみると、これだけの価格差があれば、大量に購入し、国内で裁けばその差額だけで非常に儲かることになります。

大量購入大量販売により、一定のサヤを乗せておけばそれが儲け。しかも為替レートに影響されますから、円高の際に大量購入し、円安の際には最低必要数だけ購入するという作戦をとれば、平均購入単価は下がりますので、国内販売価格を変動させなければそれもまた利益につながります。

個人が国内でものを販売するルートは、ヤフオクを始めすでに確立されれていますから、10数年前だと副業で個人輸入、国内販売ということはなかなか難しかったでしょうが、今では簡単にできます。資金が数十万円あれば簡単に始められる。非常に世の中が変わってきたと感じられます。

まあ、輸入販売業は一番簡単な商売でしょうが、競合も多いはずですので、一概に確実に儲かるかどうかわかりませんが、簡単に始められるという一つの例でしょう

投稿日:

仕事とは付加価値の創造である

社会に出て仕事をしていると、なんとなく仕事自体が形式化してきて、いったい何が仕事なのだろうと思うときがくると思います。

例えばいわゆるブルーカラーと呼ばれる工場のラインの作業員。彼らは工場で部品を作ったり組み立てたり製品を作ることが仕事になっています。また一方ホワイトカラーと呼ばれる人々、営業職であったり経理、研究開発など様々な職種がありますが、その方達の仕事については会議をしたり、資料を作ったりなんかが多いことだと思います。

ここで仕事自体の意味について考えてみると、いったいなんなんでしょうか?人によっては資料作りや顧客訪問、製品の組み立てなど全く違うことをしているのにもかかわらず、全て仕事と呼ばれています。

ちなみに、物理の分野でも「仕事」という観念がありますが、高校時代に物理を習った人には仕事=力×距離と定義されていたかと思いますが、ものを動かすことと考えることができます。ものを動かす、これはどういう意味でしょう。ものを動かすということは、ある人が意志を持ってそのものを別の場所に動かすということで、その人にとっては、動かすことによりその付加価値を得るということになります。

水をコップ一杯づつ川から汲んでくるより、大量の水を桶に入れて近くまで運んでくる。これはその人にとって近くに水の塊があることが付加価値となります。水を近くまで大量に動かすということはすなわち力×距離という仕事をしたということですから。

話を戻すと、会社などで行われている、会議や資料作り、顧客訪問、ライ製造などは全て付加価値を生み出すための行為ということになるはずです。逆に考えると付加価値を生まない行為はそれは仕事ではありません。
例えば、結論の出ない会議や、特に誰も読まないような不要な資料作りは時間がかかるかもしれませんが実は仕事ではないということ。

特に会議などは複数人の時間を拘束することになりますから、その会議自体が結論の出ないどうでもいい時間だとすると、人数×会議時間分が全くの無駄になるということです。

世の中には、会議をしていれば仕事をした気分になるという人は多いと思いますが、その会議自体が本当に付加価値を生んでいるかどうかをきちんと見極めて、その会議を主催、出席しないと意味がありません。

また、資料に関しても誰も読まない、形式だけのために作成する資料はその作成時間自体も無駄ですし、仕事をしていないこととイコールです。特に、システム開発とかですと、そのシステムを使う実際のユーザと開発者の間が離れれば離れるほと無駄な資料がたくさん作成されてしまうという傾向にあります。
その反省を込めて、アジャイル開発という手法も生まれたりしているのですが、まだまだ、日本はITゼネコンの力が強く、日々無駄な資料、無駄な会議が続々と生み出されてきています。

そろそろ、こういうやり方をやめて、付加価値を生むような行動に注力することが大事だと思うのは自分だけでしょうか?

投稿日:

米国型とはスペシャリスト型ということだろうか

ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国という記事を読ませていただきました。

日本はユーザ企業、ベンダー企業という形でシステムの発注元がベンダーに対してシステムを作ってもらい、保守メンテナンスまでしてもらうという形が一般的になっています。その携帯の問題の一つが、「ベンダーロックイン」。ユーザ企業からすれば、一度採用したシステムは他社に移管するのが難しくなってしまい、最初は安く請け負ってくれたベンダー企業ですが、年数が経つにつれ、保守費が上がっていく。というような形態を指します。

当然、ベンダー側も儲けなければいけませんから、他社に移管されては困ってしまいますので、わざとわかりにくく作ったり、仕様書も曖昧な部分を残したりなど、ノウハウをベンダー企業側に溜め込んで、ユーザ企業側にフィードバックせず、一度作成したシステムにずーっと儲けさせてもらうといったところでしょう。

これに対し、米国企業はユーザ企業側に開発部門を持っており、内部で全て完結するという構造になっているそうです。そうすることにより、まず、開発のスピードが上がります。ユーザ企業の本当のユーザと開発者の間に変な人間が入らずにスピーディに開発できます。まさに、DevOptsが地でやっていけるわけです。そもそもシステム開発は関わる人が多くなればなるほど、いわゆるオーバーヘッドの人員も比例して増えていくので、会議のための会議や、誰も読み返さない無駄な資料などが指数関数的に増えていきます。

これほどアホみたいなことはありません。先述の記事でも書かれていますが、結局はシステム=ソフトウエア。ということでソフトウエアを実際に開発する人と実際に使う人が近くないといけません。そうしないと時間ばかりかかって全く違うものができる可能性もあります。

ただ、日本と米国の違いにも触れていて、基本的に日本では人材の流動性が悪いということ、また、スペシャリストではなくゼネラリストを育てる傾向にあるという部分ではないでしょうか?会社内で出世するためにはいろいろな部署を経験して会社の内容を全て理解していく必要があるという形が日本の企業であり、経営者も下から上がってきた人がなることがほとんどだと思います。米国なんかだとプロの経営者、要は経営のスペシャリストが経営を担うため、会社の部門ごとのしきたりとかそういうのは一切関係なく、経営のみに注力しますので、いわゆる日本的なゼネラリストではなくスペシャリストが経営しているのでしょう。

そう考えると、日本はゼネラリストを優遇し、米国ではスペシャリストが優遇されるということなのかもしれません。