会議というもの

会社にいると、いろいろな形で会議(打ち合わせ)が行われるかと思います。
大きなものから小さなものまで、人数にしても2人から数十人までや、時間にしても数十分から何時間までいろいろな会議の形態があります。

会議をするということは、人と話して何かを決めるという行為になりますが、その会議自体の意味をよーく考えないと全く無意味になったりします。
会議をしているとなんとなく仕事をしているような気になってしまうところが実は怖いところなのです。まあ、会議というと会議室を予約し、定例になったら人が集まり、会議を始める。プロジェクタを使って進行係が何を決めるか、何を話すかということを意識しながら進行し自慢になるまで議論。結論を立つという感じでしょうか。
会議には議事録というものが必要不可欠で、議事録を取らないと何を話して何を決めたのかが、に漬が経つにつれ、わからなくなってしまします。

費用

忘れてはならないのが、会議には費用がかかるということです。
まず会議室の使用料がかかります。会社内にあるからかからないじゃないか?という疑問もあるでしょうが、わざわざ会議室というスペースを確保しておくには、その会社が賃貸オフィルを借りているのだとしたらそのスペース確保分の費用が月々かかりますし、自社ビルにしても、そのスペースを買うための費用や、運営費などそれなりにかかってくるものです。

また、人件費という観念も忘れてはいけません。例えば単純計算で月額40万円の給料の人だと、月額20日稼働として日額2万円。1日8時間働くとして時給は2500円になります。
その人たちを10人集めて1時間会議するとなるとその会議の人件費は25000円。その会議にそれだけの価値があるかどうかを見極めなければいけません。

仕事というもの

本来仕事というものは、付加価値を生む行為であると思います。その成果に対しての報酬が給料だとすると、実は仕事に対する給料は時間で計れるものでない場合もあります。
単純作業の場合には時間単位の生産量はある程度決まっていますので、まあ、給料は時間と比例するのはわかりますが、それ以外のアイデアをものに変えたりするような仕事は実際には時間じゃないですよね。
そういう意味でいうと、会議が全て無駄であり不要なのじゃないかというつもりはありませんが、その時間給以上の付加価値を生まない会議は全くの無駄じゃないかなと思います。
例えば進捗確認だけの会議なんかは全く無意味なのかもしれません。