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IT人材白書2016は役に立つ

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IPAの発行しているIT人材白書、IT系の仕事をしているのなら毎年見る必要があります。
こちらの白書はアンケートに答えるだけでPDFがダウンロードできるので、非常に良心的、かつ、内容も十分すぎるほどのものです。

IT人材に関する統計やアンケート結果などをまとめたもので、まさに今の旬を反映していたり、また、IT技術者の働き方の指南になることだと思います。
以外と、フリーランスでやっている人も多いんだなぁとか、これからの時代はIoTだなどいろいろ参考になります。

今年のIT人材白書は、IoTがかなりメインに押されていました。まあ、どこの展示会やら、セミナーに行っても今の流行りは、IoTとAI、これに尽きます。まあ、この業界は流行りの言葉が大きく左右される業界ですので、これらについていく必要もあったります。

実は、IoTもAIも随分昔からやっていたりするのですが、それを言葉を変えて再登場みたいな感じなのですが、技術が進歩しているということで、昔のそれとはかなり違ってきていたりします。
例えばIoTなどは、スマホの普及のおかげで、部品がかなり小型化されたこと、それに伴い安くもなったこと、また、通信網もかなり充実されてきたことや、危機から集まるデータを処理するクラウドの進化、これらが相まって今の流行となっています。
それなりにはやるのには理由があるのです。いろいろな技術が影響しているので、次に何が来るのかと言っても、全体の進歩を見ていないとわかりません。

その白書の中で強調されていたのは、やはり、IT人材に求められるスキル、これがだんだんと変わってきています。
以前は大規模システムを人月をかけて開発する。こんなのがまず主流でした。これらの時代に求められるスキルは、PMといった、人をまとめてうまくSI案件を回すというスキル。ある意味PMBOKなどの教科書通りに進める能力が重要とされていました。

その時代も終焉を迎えてきているそうで、これからの時代は企画力、データ分析力この辺りが非常に重要とされているそうです。専門家としてはセキュリティ関連の人材、これが一番求められているようです。まあ専門家の数が少ないということなのかもしれませんし、セキュリティに関しては、IoT機器からサーバ、クライアント、スマホなど、いろいろな部分に必要とされていますのでかなり幅が広く、また必要とされる人材の数も桁違いに多くなっています。

これまでの人月集約型の時代、いわゆる「どうやってつくるか」の時代から、「なにをつくるか」の時代へと移り変わっています。
そうなると、ITの技術だけを知っていればいいというわけではなく、様々な知識、マーケッティングだとか、経済だとか、果てはデザインとかUIとか、かなり広い知識が必要となってきます。
ちなみに、下流工程はどんどんと縮小されていくでしょう。いわゆるプログラミングからテスト、運用などは将来的には人工知能で代替され、人はそれほどいらない。

そのような時代の流れをいち早く汲み取っていかなければなりません。